そんな女性にとって注意が必要なゴールデンウィークに向けた対策は、やはり“動く”ことですよね。
とくに気軽に始められて効果も高いのがウォーキングです。
まずは1日あたり6000歩を目標に歩き始めることから進めてみましょう。
ウォーキングを継続的にすると、筋肉を維持するためにも、骨を強くするためにも、関節の機能を維持するためにも、心肺機能や血管の健康を維持するためにもとても有効です。
必ずしも、まとまった歩く時間をとる必要はありません。「エレベーターやエスカレーターを使わず階段を上る」「時間があるときは、一つ手前の駅で降りて一駅分歩く」「車ではなく歩いて買い物に行く」など、生活の中の基本的な身体活動を増やすことが継続していくコツです。
そして、1日6000歩歩くことに慣れてきたら、8000歩を目指してみましょう。
1日8000歩以上を週1〜2回歩く人は、週3〜7回8000歩歩く人と同程度に10年後死亡リスクが減少しているという報告があります。週に1~2日程度でも目標歩数を達成することが健康に十分良い影響をもたらす可能性を示しているので、高齢者や仕事の都合上定期的な運動が難しい人でも健康リスクを軽減できる重要な情報ですね。