記録的な猛暑となった日本列島。夏は涼しいイメージのある北海道も例外ではなく、札幌市では35℃近くまで上がるなど、厳しい暑さが続いています。
そんな中、今年も統合医療機能性食品国際学会第32回(通称ICNIM2024)が開催されました。ウイングからは、島村会長、岩永社長、ウエルネス部 島村部長の3名で参加してまいりました。
ICNIMは統合医療および機能性食品(AHCC®とオリゴノール®など)に関する研究を通じて、疾患の予防・治療の進歩に貢献することを目的とする国際学会です。経済産業省北海道経済産業局、北海道、札幌市の後援のもと今年も世界27か国と地域からおよそ400名が参加し、免疫学・栄養学に関する研究者を中心に質の高い研究結果が発表されました。
学会発表には、オーラルセッション(口頭発表)とポスターセッションの2種類の研究結果発表があります。
オーラルセッションは会場にいる人たちに向けて、スライドを交えながら研究の全体像を伝え、ポスターセッションは興味を持った人たちが話を聞きにくることもあり、深い議論が行え、データの細かな検証も見られるという特徴があります。
どちらもそれぞれの良さがあり、今回のICNI2024では全体で52もの研究結果が発表されました。
※エピジェネティクスとは、DNAの塩基配列を変えずに細胞が遺伝子の働きを制御する仕組みを研究する学問