いよいよお花見シーズンの到来ですね。
今年のソメイヨシノの開花は暖冬の影響で例年より早くなりましたね。昨日は春の嵐が吹き荒れ、せっかく咲き始めた桜が散ってしまうのかと心配しました。桜はそこまでヤワではありませんでしたね。
桜が咲き出すと、春だなぁと思います。満開の桜の下でごちそうを広げてみんなでお花見をすることを日本人は春の楽しみとしてきました。花といえば桜を指すほど桜は親しまれていて、春のよろこびの象徴にもなっています。一方で新型コロナウイルスの感染拡大により、大勢で集まっての宴会は自粛しなければなりませんね。
花見は宴会をするために行われてきたわけではありません。田の神様は春になると山から里へおりてきて桜に宿るとされ、桜の花を稲の花に見立てて豊作祈願をしたり、農作業の開始の目安にしていました。お花見は田の神様といっしょに春をよろこび、豊作を願う行事でもあったのです。
散歩がてら桜を愛でたり、お家から見える桜を楽しんだり、個々に桜を楽しめたらいいですね。