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2021.1.23

今年の節分は2月2日?!

古くから邪気を祓う行事が行われてきた節分の日。

2021年の節分は何日かご存知でしょうか?

コロナ禍で迎える今年の節分は2月3日ではありません。

1897年以来、124年ぶりに2月2日が節分になります。

その理由は、立春など二十四節気の日付は、太陽の周りの特定の位置に来た日で決まります。

暦上では1年365日ですが、地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間は365日より少し長いため、立春がずれることになったのです。

昔は、季節の分かれ目、特に年の分かれ目に邪気が入りやすいとも考えられており、さまざまな邪気祓い行事が行われてきました。おなじみの豆まきも、新年を迎えるための邪気祓い行事なのです。

鬼は邪気や厄の象徴とされ、形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を超えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられてきました。

鬼を払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれる大豆です。豆が「魔滅(まめ)」、豆を煎ることで「魔の目を煎る」ことに通じるため、煎った大豆を使い、これを「福豆」というのです。

まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大が収まる気配がありません。そんな今だからこそ、邪気を払い、「疫病退散」を祈願して節分をご家庭で行ってみてはいかがでしょうか?