秋の色もようやく深みを増してまいりました。
コロナ禍でマスクを装着するのが日常化する中、口もとが隠れてしまうことでついつい気を緩ませてはいませんか？
マスクを外して、鏡をまじまじと見ると、なんだか顔色が悪いし口角も下がっていて、以前より老けている感じがする、なんて思うことはないでしょうか。
「マスク老け」という言葉も出始めた昨今、これは、長時間のマスク着用による、表情筋の運動不足が原因かもしれません。
マスクをつけていると、自然と会話が少なくなります。それに加えて、コミュニケーションを目的とした笑顔を作る機会も減ってしまいます。無表情でいる時間が増え、顔の運動不足が進行してしまうのです。
■要注意すべき部分は「口もと」
特に運動不足になりやすい部分は、口もとです。マスクをつけていると話す際にもあまり口を開かずに発声しがちなうえ、歯を見せて笑うことも少なくなるため口角が下がりやすくなります。
この口もとのたるみは、とてもエイジングを感じさせるものです。口の周りの表情筋である「口輪筋」を意識して動かすように心がけましょう。
■顔の運動不足の解消に「あ・い・う・ベ・お」
帰宅してマスクを外したら、大きく顔を動かして「あ・い・う・ベ・お」を発生してみましょう。
※「え」は舌を出して「ベー」としてみてください。
ポイントは奥歯の上下を引き離すように、大きく動かすこと。シンプルなエクササイズなのでマスクをしていても密かにできそうですが、マスクとの摩擦でお肌が傷ついてしまうことを考えると外して行った方がいいと思います。
無表情が板についてしまうと、心も沈んでしまいがちです。自宅ではのびのびと思いきり表情筋を動かしましょう。すると気持ちが明るくなってきますよ。
■秋風が冷たくなってきて、乾燥やマスクによる肌荒れなど、女性の肌の悩みは尽きませんよね。日々の丁寧なスキンケアでお肌のハリと潤いを守りましょう。